■秩父札所四番・金昌寺の子育観音(埼玉県)その2

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本堂に到着。諸般の事情で超広角レンズを使っているせいで、大きく屋根が歪んで見えますが、実際はもっと普通なのでご安心ください。
ちなみに本堂内と御本尊は撮影禁止だったので写真はありません。

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さて、本堂回廊の右側に、問題の“子育観音(慈母観音)”像がありました。

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近づいてみます。

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赤ん坊に乳を与えようとしている姿ですね。こんな姿の観音さまは、あまり他では見ないんじゃないでしょうか。

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首から肩へかけてのシルエットが、ふつうのお母さんが赤ん坊に乳を与えている姿にしか見えず、観音様っぽくない感じです。まあ、観音様がどのような姿勢で乳を与えるのかは知りませんけど……。

そんなこともあってか、この子育観音像は隠れキリシタンの礼拝する「マリア観音」だったという説もあるようです(その説の根拠として、蓮台に彫られたカエルが“ミカエル”に通じるからという話を聞いたのですが、どこにカエルがあるのかわかりませんでした)。

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あれっ、赤ん坊の右手がつまんでませんか?
(こういうことを言っているとバチがあたりそうですわ〜)

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ネットで調べてみると、この像を寄進したのは吉野屋半左衛門という人物。金昌寺にお参りしたおかげで子宝に恵まれたものの、その後不幸なことに妻子ともに亡くしたため、生前の母子の姿をもとに慈母観音像をつくらせ供養したという、悲しい経緯があったようです。
こんなふざけた態度でお参りして、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

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とりあえず子育観音を拝んだ後、他になにか見るべきものがないか周辺をサーチしたところ、慈母観音像の隣に葬頭河婆(奪衣婆)を発見! 葬頭河婆は胸をはだけた像が多いのですが、この寺では観音像と逆になってますね。

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軒下に掲げられた浮世絵風の絵はこの寺の縁起を描いたモノ。「仏を信じない荒木丹下という人物が巡礼の娘によって改心させられて本尊供養するようになった」ということのようです。

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本堂の隣にあった「亀之子地蔵尊」。

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どのへんが亀の子なのかな〜と思ったら……

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こんな下の方にいました。ただ顔が亀には見えないですけど……。

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最後に絵馬を入手して帰ることにします。もう少しリアルだといいのに(どの辺が!?)と思ったのは私だけでしょうか?

【END】

■DATA
埼玉県秩父市山田1803
「秩父札所四番・高谷山金昌寺(こうこくさんきんしょうじ)」
2017年4月訪問
珍スポ度:★

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by kuze007 | 2018-10-22 00:01 | 珍スポット | Comments(0)

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