■稲龍神山スポーツランド・星山温泉(神奈川県)その1

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よくガイドブックなどで“幻の秘湯”といったキャッチコピーを見かけますが、だいたいアクセスの悪い山奥の一軒宿などを比喩的にそう表現しているだけで、さほど幻でない場合が多いようです。
しかし今回私が紹介するのは、本当に幻となってしまった神奈川県三浦半島の秘湯、『星山温泉』です。
この『星山温泉』、訪れた人が皆「スゴイ温泉だ!」(いろいろな意味で)と声を揃える超絶秘湯だったのですが、超絶が過ぎたのか大変残念なことに2016年3月29日をもって営業を終了。文字通り、噂だけが残る“幻の秘湯”となってしまいました。

ということで、今回もまたガイドとしての価値はありませんけれど、こんなトンデモ(?)温泉が実在していたという記録としてご覧いただければ幸いです。

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2014年9月のある日、仕事に疲れていた私は「温泉にでも浸かって気分転換だ!」ということで、迷うことなく到着するのは不可能(言い過ぎ?)と言われる『稲龍神山(いりゅうかみやま)スポーツランド・星山温泉』を訪れてみることにしたのでした(えっ? 疲れているならもっとフツーの温泉へ行け?)。

県道27号から分岐して細い道を進んでいくと、写真のような看板が掲げられた小屋を発見! あれ、コレは意外と楽勝なんじゃないですか?

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レンズのせいでパースがついて傾いているように見えますけど、実際にそこそこ歪んでますから……。

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「稲龍(いりゅう)大観音」と書かれています。後でこの写真を珍寺大道場の小嶋独観さんに見せたら、メチャクチャくいついてました。まあ、大観音があったのかどうかは、後で説明することにします。
さらに、隣の「新倉國二朗夢男」という演歌歌手のような名前も気になりますね〜。

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「アマ酒、豚汁、石焼イモ、御参加下サイ」とありますが、何に参加するのかわかりません。

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落ち葉に埋もれて下の方が読めませんでした。「二色」の下は「ふろ」ですかね?

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こちらは『稲龍神山スポーツランド』の注意書きのようです。血液型が神経質と言われるA型のせいか、「遊戯私設」という誤字が気になりますよ。

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所長の名前は「新倉強二朗」となってました。先ほどの「新倉國二朗夢男」とどういう関係?

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小屋の横には、赤く塗られた塩ビパイプが落ちていました。なにかの残骸のようです。

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小屋の先にあった小さな祠。

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よく見たら鳥居が塩ビパイプ製じゃないですか!? さっきの小屋の横の赤いパイプは、元・鳥居だったのかもしれません。

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祠も手作り感炸裂です!
向かって右側には「奉納でんきはうす稲龍」、左側の札には「奉納新倉健二朗」「奉納新倉國二朗」と書かれています。3人目の新倉氏が登場してしまいましたよ。
“でんきはうす稲龍”は新倉家となにか関係があるお店でしょうか。

【つづく】

★この記事(稲龍神山スポーツランド・星山温泉)の途中を飛ばして見る

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by kuze007 | 2018-08-29 00:01 | 珍スポット | Comments(0)

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