■Tミュージアム(山梨県)その4

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ガレージ内を明るくして撮影してみるとこんな感じ。

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ガレージ手前側にもステンドグラスが使われていました。絵柄は奥のモノと違っているようです。

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奥の壁面にはさまざまな鉄製の装飾が取り付けられており、牛の面のようなものも見えますね。

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右側の丸い塔の周辺にもいろいろ装飾が施されているようです。

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門扉の間からレンズを入れて撮ってみました。

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ヨーロッパの様式建築でよく見かけるような頭部のみの人物装飾ですね。モデルは何かな〜?

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城に出入りするための跳ね橋の上げ下げに使用する滑車……といったイメージでしょうか。

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……ということで、敷地の外から見ることができたのは以上です。

私の判断では、こちらの建物はお金持ちが趣味で建てた別荘であって、場合によってはオーナーは鉄の作家でアトリエとなっていたのかもしれません。
問題の鉤十字ですが、ナチスが使用する前はキリスト教の十字の変形であり、幸運の印としてヨーロッパでも一般的に使用されていたので、単に中世ドイツ的雰囲気の再現として用いただけだと思われます。
恐らく内部が熱海の風雲文庫(=ナチス関連グッズが大量に展示されている)のようになっていることはないでしょう。

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若い方はあまりピンとこないかもしれませんが、今でこそ日本でもナチスの用いた逆鉤十字の使用は憚られるようになりましたが、比較的最近まで、あまり頓着されることはありませんでした。
昔、大流行した「サーキットの狼」というマンガで、ナチス軍ポルシェ隊を率いる早瀬佐近のポルシェカレラRSには、鉤十字のマークが大きく描かれていたんですけれど、全く問題となっていませんでした。
もし、この建物が1968年に建てられたとしたら、こちらのオーナーもあまりそういった配慮はしなかったのでしょう。

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あとは、個人の美術館(あるいは博物館)として一般に公開されていた時期があったのかということですが、こちらは周辺で聞き込みをしてみたものの、知っているという人を見つけることはできませんでした。まあ、雰囲気的にはそれもなかったような気がします。

……謎はまったく解明されませんでしたが、わからないままのほうがおもしろい場合もあるので、とりあえず今回の調査は以上で終了することにしました。

【END】

■DATA
山梨県南都留郡山中湖村
2018年1月訪問
珍スポ度:★

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Commented by すっきり at 2018-06-15 16:51 x
ここが昨年からずっと気になっていました。
どうやらナチスとは関係なさそうですねw
芸術家の別荘といった感じでしょうか。
イニシャルT.Yの芸術家には
山内龍雄という方がいたようですね。
Commented by kuze007 at 2018-06-16 00:22
そうなんですよね〜。
やはり欧米の人にとってカギ十字イコール、ナチスのイメージなんでしょうか。

山内龍雄氏は、経歴と作品をネットで調べてみましたが、
残念ながら、ちょっと違う感じですね。
実は上に建っているホテルで聞き込みをしようかと思ったのですが
あまりそういう雰囲気でなかったので逃げるように帰ってきました(笑
Commented by すっきり at 2018-06-18 20:11 x
>>山内龍雄氏は、経歴と作品をネットで調べてみましたが、

あらためて見たところ違いますねw

>>実は上に建っているホテルで聞き込みをしようかと思ったのですが

なかなかできることじゃないですよw
Commented by kuze007 at 2018-06-19 00:21
こんばんは!
聞き込みは、一般の観光客を装って
たまたま面白いモノを見かけたけれどアレは何なんですかね〜?
と、さほど興味がない雰囲気を出しつつ話を聞くケースが多いのですが、
あそこのホテルはちょっと入りづらかったんですよね〜。
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by kuze007 | 2018-02-05 00:01 | 珍スポット | Comments(4)

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