■Rロープウェイ・リフト中間駅(大分県)その1

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★この記事は「Rロープウェイ【仮】ファンタジーランド(大分県)その8」の続きとなっています。

【前回までのあらすじ】
かつて「別府R」と「Sユートピア」という二つの遊園地を、リフトとロープウェイによって結んでいた『Rロープウェイ』(通称『S高ロープウェイ』)。
1998年に廃止となった、この『Rロープウェイ』の途中リフト乗換駅に併設されていた「ファンタジーランド(仮称)」がスゴイことになっているというウワサを確認するため、主人公である「私」は単身現地に乗り込む。しかし、すでにそこは崩壊が進み、わずかに人形の残骸などが残るのみとなっていたのであった。

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というわけで「ファンタジーランド」を通り抜けて、その先にあるというリフトの中間駅へ行ってみることにします……が、その前に敷地の端から下へ伸びる小径をチェーーック!

……まあ、たぶんトイレだと思います。

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危なーーい! 落ち葉の下の階段が、思っていたよりガタガタになってましたよ。

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予想通りです。「THE 便所」といった雰囲気ですね。

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いつもはあまり便器まで載せないんですけど、マニアの方のために、ブログ化記念ということで特別にアップしておきましょう。

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特に面白いこともなかったので、階段を上り、おそらくリフトの乗換場(?)がある方へ向かいます。
かなり草木が茂ってしまっているせいでよく見えませんが、現在立っている「ファンタジーランド」前の広場と乗換駅は、橋状の通路で連絡する構造になっているようです。

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橋の途中から下を覗いてみると、乗り場の下はこんな風になっていました。意外にちゃんとした構造物になっているのでビックリです。

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橋を渡ると屋根の掛かったホーム状のスペースが現れました。山側の藪の中からケーブルが伸びており、そこからリフトの座席がぶら下がっています。

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反対側(上り)には黄色いリフトが残っていました。

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紅葉の季節だったらもっとキレイだったでしょうね。しかし、もう何年かしたらリフトまで蔓草に覆われてしまいそうです。

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藪をかき分け山の上側を見てみると、その先にもリフトが現れました。


Commented by kuze007 at 2018-01-14 18:12
こんにちは!
実はあとで説明する予定だったのですが、遊園地Rからファンタジーランドまでがリフト、ファンタジーランドから立石山までリフト、立石山から船原山までがロープウェイ、船原山からSユートピアまでがリフトという4区間に分かれていたようです。また開通時期も遊園地R〜立石山区間が1962年、船原山〜Sユートピア区間が1982年、立石山〜船原山区間が1984年となっており、最初から接続していたわけではありませんでした。
開通した当初はともかくとして、末期は採算はとれていなかったと思います(もし黒字が大きければ復旧させていたはずですから)。
このあと残念ながらロープウェイは登場しませんが、それなりに面白かったので、引き続きご覧いただければ幸いです。
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by kuze007 | 2018-01-14 00:40 | 廃墟 | Comments(1)

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