「常陸風土記の丘」の獅子頭展望台や、「つくばわんわんランド」の秋田犬展望台などを見るに、どうやら茨城県民は何かをかたどった巨大展望台がお好みの様子です。
こういった展望台を“巨大化展望台”と私は勝手に呼んでいるのですが、水戸市牛伏町にある「くれふしの里古墳公園」にも『はに丸タワー』と名付けられた“巨大化展望台”があるという話をきいて、さっそく(というほどすぐでもなかったですけど…)訪れてみることにしたのでした。
『はに丸タワー』だけではもったいないと、朝からあちこち見てまわっていたせいで、
「くれふしの里古墳公園」に到着したときには、15時近くになっていました。夏だったらまだこれからという時刻ですが、冬の日暮れは早く、すでに光の具合が夕方の気配を漂わせています。
公園入り口標識の下に結構大きな埴輪馬が置かれていました。素焼きだとすると、結構大きな窯が必要だったでしょう。
公園の説明看板。例によってスーパーダイジェストでお伝えすると、「この地域にはたくさん古墳があって埴輪なども採集されたので、エリアの一部を古墳公園として整備したぜ」といった内容です。
公園内の案内地図。どうやらモニュメントというのが、問題の
『はに丸タワー』みたいですね。
駐車場の前にある4号墳。きれいに復元され、上部には円筒埴輪が飾られています。
階段が作られていたので、上に登ってみました。小学校時代に習った前方後円墳という言葉の意味が実感できる眺めです。
公園の東屋(?)の屋根も前方後円墳スタイル。
トイレは竪穴式住居風でしょうか。
水飲み場も埴輪風デザイン。頭部が破損した鳥の埴輪が実際に出土して、それをモデルにしたのかと思いましたが、たんに壊されただけっぽいですね。
謎の遊具。土器っぽいけど、実際にこんな形状のものがあったのか、アレンジなのかは不明(調べる気はまったくないので永遠に)です。
これまた遊び方がまったく想像できない別の謎の遊具。なぜか先端部をさわりたい気分になるけれど、その理由はまったくもって不明です。
【つづく】